ミニマムな生活を営む人を、ミニマリストと呼ぶらしい。
シンプルな生活を営む人は、シンプリストと呼ぶらしい。
当人たちは、こだわりを持って両者の違いを語るけれど、さして変わりません。
そして、何のことはない。昔ながらの、足るを知り質素倹約に努める生活です。
ただ、質素倹約なんて言えば、爪に火を点すような印象が醸し出される一方、ミニマムやシンプルと聞けば、そういう営みをおしゃれに楽しんでいる雰囲気を漂わせる。
茶室の美学のような簡素な生き方や暮らし方を、おしゃれな同志に負けず、私も極めたいと思います。